「グレート・ブックス」というのは、モーティマー・アドラーが主宰する古典研究活動への参加プロジェクトですが、人類の歴史に大きな影響を及ぼした本というものは、あなたが直面する重要な課題を解決するのに大切なヒントが散りばめられているものです。
コトラーも
「古典からは数学、経済学、工学などの知識を得ることはできない。
しかし、今日の学生の多くが起業やイノベーション、技術の興味はあっても優れた思想にあまり関心がないように見えるのは残念だ。
過去の偉大な思想を知ることは世の中を変える源泉になり、若者には必要な栄養素のはずだ。」
と言っているように、古典はあなたの知的好奇心をくすぐり、あなたの人生にとって大切な何かを与えてくれるもの。
ここでは、そんな大切な古典の数々を「グレート・ブックス」と称して紹介していきたい思います。
今回は紀元1世紀以降の古典を中心に、「グレート・ブックス」の第6弾です。
【グレート・ブックス(紀元1世紀以降)】
◆同時代史 タキトゥス 1世紀
◆年代記 タキトゥス 1世紀
◆書簡集 小プリニウス 1世紀
◆恋の技法(アルス・アマトリア) オウィディウス 1世紀
◆オウィディウス 変身物語 オウィディウス 1世紀
◆プルターク英雄伝 プルタルコス 1世紀
◆書簡集 セネカ 1世紀
◆人生の短さについて セネカ 1世紀
◆新約聖書 聖書―新共同訳 1世紀以降
◆崇高について ロンギノス 1世紀
◆内乱(パルサリア) ルーカーヌス 1世紀
◆サチュリコン ペトロニウス 1世紀
◆モーセの律法書の寓意的解釈 アレクサンドリアのフィロン
◆論衡 王充 100年頃
◆法華経 1世紀から2世紀
◆サトゥラェ--諷刺詩 ユウェナ―リス 1世紀から2世紀
◆箴言 エピクテトス 1世紀から2世紀
◆語録 エピクテトス 1世紀から2世紀
◆算術入門 ゲラサのニコマコス 2世紀
◆ローマ皇帝伝 スエトニウス 2世紀
◆黄金のろば アプレイウス 2世紀
◆アレキサンドロス大王東征記 アッリアノス 2世紀
◆ギリシャ案内記 パウサニアス 2世紀
◆神々の対話 ルキアノス 2世紀
◆本当の話 ルキアノス 2世紀
◆自省録 マルクス・アウレリウス「自省録」 マルクス・アウレリウス 2世紀
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