STAR WARS:THE FORCE AWAKENS 2015年フォースが目覚める!

今日は映画の日(12/1)ですね。
先日11/29には「スター・ウォーズ エピソード7」の予告編第一弾が公開され、来年も面白そうな映画が目白押しです。
そこで今回は、幾つか個人的に懐かしい映画の話題とします。

そもそも何で今日(12月1日)が映画の日なのかご存知ですか。
ちょっと調べてみたところ、1896(明治29)年11月25日に神戸で日本初の映画の一般公開が開始されたそうでが、そこではエジソンが発明したキネトスコープを使って映写されました。
今のようにスクリーンに映して皆が一斉にみる形じゃなく、ひとりひとりが映写機を覗き込むような形ですね。
で、この会期中のキリのいい日が12/1だったので、映画産業団体連合会が1956(昭和31)年にこの日を記念日としたそうです。
えー、決め方雑っ、って感じてしまいますが、まあそれは置いておきましょう。

ということで、個人的趣味に走る懐かしい映画について、です。

子供の頃に映画館で映画を見た!という記憶で、まず最初に思い浮かぶのは、”日本沈没”です。
当時まだ小学校1,2年ぐらいの頃で、友人のタカハシ君と2人で映画館の入り口を潜った記憶が鮮明にあります。
親も保護者もなしで小学生2人で映画なんて、今考えると笑ってしまうシチュエーションですよね。(今だと、親同伴でないと入れてくれないのかなあ)
当時は、毎年夏休みともなると東映マンガ祭りの季節で、ライダーモノやロボット・戦隊モノを数本立てで上映していたのですが、そういったお子様映画は私の中では全く見た記憶もなく、”ノストラダムスの大予言”だの”タワーリング・インフェルノ”だの、小学校の低学年にしてはちょっと無理して背伸びした映画ばかりを見ていた(見るように仕向けられていた?)変わった子供でした。
(同じようね系列で、”復活の日”もよかったなあ。
 これで草刈正雄→大藪春彦→汚れた英雄!って流れになっていくのですが、その話はまた今度!)

次に鮮烈な記憶として残っている映画は、(以前もちょっと触れた)バンパイヤモノです。
これは、小学校から中学あたりが中心ですかね。
映画館というよりはテレビで放映したものを片っ端から見つけては楽しんでいたものです。
思い起こせば、日本の歌謡曲にもほとんど興味を示さずにラジオにしがみ付いてFMで洋楽ばかり聴いてましたし、テレビでもアニメよりは2時間モノの映画ばかり見ていた、今考えてもホント子供らしくない可愛げのない子供でした。

で、”ディア・ハンター”です。
この映画を観たのは中学のときですが、公開していたのをタイムリーに観たのかリバイバル上映したのを後で観たのか、記憶は定かではありません。
でも、ロバート・デ・ニーロとクリストファー・ウォーケン、メリル・ストリープらを演技派の俳優!、という形で確実に記憶したのは間違いなくこの映画でした。
(同じような時期だったので覚えている”地獄の黙示録”は、中学生の頃に見ておっかなかったという記憶があるので、多分その前後だと思うのですが。。。)
映画自体は、必死であがきのた打ち回るような内容で、結果的には夢も希望もない悲しい内容でしたので、子供心に「人ってどんなに大人になっても、一旦踏み外したらその狂気からは逃れられない弱い生き物なんだなあ」と思春期のこんがらがった頭で考えさせられたものでした。
当時は、今のように腹括ってとにかく前に進み、考え、そして何とかする、といった前向きな精神なんぞは持ち合わせていまえん。
だから、今考えればどうでもいいようなことに悩み、苦しみ、同じところをグルグルグルグル回り続け、もがき続けた、そんな苦いながらも必死だった当時の自分を思い起こさせる映画。
だからこそ、今でも三本印象に残る映画を挙げろと言われたら、真っ先にタイトルを口にする映画です。
(そういえば、先日亡くなった高倉健さんのことを調べていたら、感銘を受けた映画は”ゴッドファーザー”と”ディア・ハンター”と挙げられていてちょっと嬉しくなりました)

高校生の頃は勿論お金などないのですが、当時は何とかして封切された映画を見たくて仕方がない時期でして、家にストックされていた官製はがきで試写会に応募しまくり、好き嫌い関係なく手当たり次第に映画を見ていた時期です。
それ以外にも、映画好きの親戚や友達の親に連れてってもらって、結構いろんな映画を見せて貰ってました。
このあたりのことは、以前にもちょっと触れてますね。
【書物リスト】思い入れのある小説 その1【ハードボイルド】
で、そんな中小遣いを遣り繰りして見に行ったのが、当時2本立てでオールナイトで上映していた”レイダース”と”愛と青春の旅立ち”です。
さすがにオールナイトで映画を見に行くのは高校でも禁止されていたのですが、丁度文化祭の準備で前日に学校に泊まり込むとか適当な言い訳を付けながら、2本立ての映画を何度も満喫していた記憶があります。
(元々は”愛と青春の旅立ち”目当てで行ったものの、結果的には「あー、ハン・ソロじゃん!」ってな感じで”レイダース”の方が満足度は高かった覚えがあります)

で、”スター・ウォーズ”です。
当時はシリーズモノになることも知りませんでしたが、”スター・ウォーズ(エピソード4/新たなる希望)”と”未知との遭遇”が同じ公開時期で、映画を観る前に発行されていた小説を読み比べて、個人的には圧倒的に”未知との遭遇”派でした。
でも、やがてシリーズ化されて順次映画公開されると、同じような時期に好んで読んでいたエドガー・R・バローズのSF小説サーガとダブることもあって、結局一通り観てしまうことになる訳です。

そんな中、先日「スター・ウォーズ エピソード7(原題:Star Wars: The Force Awakens)」の予告編が公開されましたね。
The Force Awakens!フォースが目覚める?そう目覚めちゃいますかー、ってな感じでの予告編です。
正直トレーラーの最初の方は、うーん、これスター・ウォーズ?という雰囲気ですよね。
が、クロスライトセイバーを使ったジェダイ(赤いライトセイバーなんで、多分ダークサイドに落ちてるなあ)の後ろ姿と、ミレニアム・ファルコン号が(スタートレックのエンタープライズ号チックに)飛び回った後に流れるあのテーマ曲を聴いたら。。。。あー、やばいどっか使われていなかったはずのスイッチが久々に入った感じです。

監督は、”スター・トレック”、”スター・トレック イントゥ・ダークネス”や”M:i:III”で有名なJ・J・エイブラムス監督。
(個人的には”LOST”や”フリンジ”、”パーソン・オブ・インタレスト”の監督といった方がしっくりくるかな)
スター・ウォーズのこれまでの最終章”エピソード6/ジェダイの帰還”から約30年後の物語を描くらしいので、そうなるとエピソード7は前エピソードからの世代交代劇になりそうな予感!
しかも
・ホバーバイクに乗る女の子はハン・ソロとレーア姫の娘?
・敵っぽいジェダイはルークの息子かあ?
・そうなると、ミレニアム・ファルコン号に乗っているのは、上記の誰かとハン・ソロか?(チューバッカはどうなる?)
ってな感じで、わずか1分26秒のトレーラーだけでちょいとワクワクさせてくれます。(でも、やっぱBGMによる条件反射かなあ)

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