「グレート・ブックス」というのは、モーティマー・アドラーが主宰する古典研究活動への参加プロジェクトですが、人類の歴史に大きな影響を及ぼした本というものは、あなたが直面する重要な課題を解決するのに大切なヒントが散りばめられているものです。
コトラーも
「古典からは数学、経済学、工学などの知識を得ることはできない。
しかし、今日の学生の多くが起業やイノベーション、技術の興味はあっても優れた思想にあまり関心がないように見えるのは残念だ。
過去の偉大な思想を知ることは世の中を変える源泉になり、若者には必要な栄養素のはずだ。」
と言っているように、古典はあなたの知的好奇心をくすぐり、あなたの人生にとって大切な何かを与えてくれるもの。
ここでは、そんな大切な古典の数々を「グレート・ブックス」と称して紹介していきたい思います。
今回は紀元１世紀以降の古典を中心に、「グレート・ブックス」の第７弾です。
【グレート・ブックス（紀元１世紀以降）続き】
◆シラッパディハーラム イランゴー・アディハル 2世紀
◆自然の機能について ガレノス 2世紀
◆アルマゲスト プトレマイオス 150年頃
◆ピュロン哲学の概要 セクストゥス・エンペイリコス 150－210年頃
◆エンネアデス プロティノス 3世紀
◆イサゴーゲー ポルピュリオス 3世紀
◆タルムード 3から6世紀
◆ヨーガ・スートラ パタンジャリ 300年頃
◆マハーバーラタ 4世紀
◆ラーマーヤナ 4世紀
◆神の詩―バガヴァッド・ギーター (TAO LAB BOOKS) (TAO LAB BOOKS) 4世紀
◆ヒンドゥー教の最高の経典
◆カーマ･スートラ ヴァーツヤーヤナ 4世紀
◆実利論（アルタ・シャーストラ） カウティリヤ 4世紀
◆パンチャタントラ 4世紀以降
◆陶淵明詩集 陶淵明 4世紀から5世
◆シャクンタラー シャクンタラー姫 カーリダーサ 4から5世紀
◆メーガドゥータ（雲の使者） カーリダーサ 4から5世紀
◆ラークシャサと印章 ヴィシャーカダッタ 5世紀
◆唯識二十論 ヴァスバンドゥ（世親） 5世紀
◆神学綱要 プロクロス 5世紀
◆告白(上) (下) アウグスティヌス 400年頃
◆神の国 アウグスティヌス 5世紀初頭
◆キリスト教の教えについて アウグスティヌス 5世紀