「グレート・ブックス」というのは、モーティマー・アドラーが主宰する古典研究活動への参加プロジェクトですが、人類の歴史に大きな影響を及ぼした本というものは、あなたが直面する重要な課題を解決するのに重要なヒントが散りばめられているものです。
コトラーも
「古典からは数学、経済学、工学などの知識を得ることはできない。
しかし、今日の学生の多くが起業やイノベーション、技術の興味はあっても優れた思想にあまり関心がないように見えるのは残念だ。
過去の偉大な思想を知ることは世の中を変える源泉になり、若者には必要な栄養素のはずだ。」
と言っているように、古典はあなたの知的好奇心をくすぐり、あなたの人生にとって大切な何かを与えてくれるもの。
ここでは、そんな大切な古典の数々を「グレート・ブックス」と称して紹介していきたい思います。
今回は紀元20世紀後半の古典を中心に、「グレート・ブックス」の第52弾です。
【グレート・ブックス(紀元20世紀後半)】
◆ゲバラ日記 ゲバラ 1968

◆良心のトランペット キング 1968

◆夜の軍隊 メイラー 1968

◆スローターハウス5 ヴォネガット 1969

◆苦海浄土 石牟礼道子 1969

◆偶然と必然 モノー 1970

◆性の政治学 ミレット 1970

◆「甘え」の構造 土居健郎 1971

◆正義論 ロールズ 1971

◆自由への挑戦 行動工学入門 スキナー 1971

◆アンチ・オイディプス ドゥルーズ&ガタリ 1972年

◆名指しと必然性 クリプキ 1972

◆成長の限界 ローマクラブ 1972

◆挟み撃ち 後藤明生 1973年

◆近代世界システム ウォーラーステイン 1974年

◆詩的言語の革命 クリステヴァ 1974年

◆イーダの長い夜--ラ・ストーリア モランテ 1974年

◆われらが大地 フエンテス 1975年

◆私の中の日本軍 山本七平 1975

◆詩集 ライナー・クンツェ 20世紀後半

◆素晴らしい歳月 ライナー・クンツェ 1976年

◆利己的な遺伝子 ドーキンス 1976

◆パッセージ ゲイル・シーヒィ 1976

◆枯木灘 中上健次 1977年

◆ガープの世界 アーヴィング 1978

◆愛と心理療法 M.スコット・ペック 1978

◆オリエンタリズム サイード 1978年

◆文化と帝国主義 サイード 1993年

◆混沌からの秩序 プリゴジン&スタンジェール 1979

◆地球生命圏 ラヴロック 1979

◆精神と自然 ベイトソン 1979年

◆冬の夜ひとりの旅人が カルヴィーノ 1979

◆食卓のない家 円地文子 1979年

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