『80’s radio』 Kim Carnes

キム・カーンズ(Kim Carnes)はアメリカの実力派女性シンガー・ソングライター。
フォークやカントリーをルーツとし、“ハチミツを焦がしたような声”と評された独特のハスキー・ボイスで有名。
1980年、旧友ケニー・ロジャースからの“現代のカウボーイをテーマにした曲を書いて欲しい”という作曲依頼に対し、名曲“Don’t Fall In Love With A Stranger(荒野に消えた愛)”を完成、ケニーの勧めでデュエットにも参加し、全米4位の大ヒットを記録する。
この成功を受けて1981年にリリースされたアルバム“Romance Dance”からはシングル“More Love”(スモーキー・ロビンソンのカバー)が全米10位の大ヒットとなり、続く“Cry Like A Baby”(ボックス・トップスのカバー)も44位にランクされた。
そして、往年の女優、ベティ・デイヴィスをテーマにした「ベティ・デイビスの瞳(Bette Davis Eyes)」が全米で9週1位という記録的な大ヒットとなり年間チャートでも1位、世界各国のチャートでも1位を獲得。グラミー賞の最優秀楽曲賞、最優秀レコード賞を受賞した。

 その一方で、ソングライターとしては着実に実績を重ねており、バーブラ・ストレイサンドとデュエットした“Make No Mistake, He’s Mine”は、ケニー・ロジャースとロニー・ミルサップによる男性版アンサー・カバーも生まれるくらいに親しまれた。
また、ケニー・ロジャース、ジェームズ・イングラムと共に歌って全米15位のヒットになった“What About Me?”もキムの作品となる。

アルバム「Romance Dance」(1980年 全米57位)
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シングル「More Love」(全米10位)


シングル「Cry Like a Baby」(全米44位)

シングル「荒野に消えた愛 Don’t Fall in Love with a Dreamer(Kenny Rogers with Kim Carnes)」(全米4位)

シングル「Deep Inside My Heart(Randy Meisner with Kim Carnes)」(全米22位)

アルバム「Mistaken Identity」(1981年 全米1位)
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シングル「ベティ・デイビスの瞳 Bette Davis Eyes」(全米1位)


シングル「Draw of the Cards」(全米28位)

アルバム「Voyeur」(1982年 全米49位)
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シングル「Voyeur」(全米29位)


シングル「Does It Make You Remember」(全米36位)

アルバム「Cafe Racers」(1983年 全米97位)
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シングル「Invisible Hands」(全米40位)


シングル「What About Me?(Kenny Rogers with James Ingram and Kim Carnes)」(全米15位)

シングル「Make No Mistake, He’s Mine(Barbra Streisand with Kim Carnes)」(全米51位)

アルバム「Barking at Airplanes」(1985年 全米48位)
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シングル「Crazy in the Night (Barking at Airplanes)」(全米15位)

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