今日(2月19日)は、ベトナムのテト(Tết、旧暦の正月)。
テト休みの期間は大晦日の2月18日(水)から2月24日(火)となり、ベトナムの方にとって一年で一番大切な時期です。
お正月は、家族や親戚一同でお祝いをするのがベトナムの習わしですので、テトの期間中は公的機関、お店やレストランの多くは休みを取り、この時期は観光には向かないのが当たり前となっています。
まさに、昔の静かな日本の年越しのようですね。
そんなベトナムでは今年はなんと未年ではなく山羊年だそうです。
これは、ベトナムではヒツジが身近な動物ではなかったため、ヤギに置き換えられたという説のようです。
他にもベトナムでは、丑年は水牛年、卯年は猫年、亥年は豚年と、どちらかというと生活に身近な動物が多く、日本の干支とは随分違いがあるのが特徴です。(猫年なんて、日本人でも喜びそうですけど、ね!)
そしてもうひとつ、べトナム中部・世界遺産の町ホイアンでは、毎月旧暦14日(=満月)にランタン祭りが開催されているそうです。
ランタンのアーチがかかった町では、夕方になるとこれらのランタンが灯り、ライトアップされた橋にかかるバクダン通り沿いのトゥーボン川では、灯篭流しが行われるとのこと。
あたりが暗くなると、あちこちに青、赤、黄色の紙の皿に、赤いろうそくが乗った灯篭の売り子さんが現われるので、観光客でも自由に灯篭流しができるのです。
丁度正月休みが明けたあたりに灯篭流し目当てでホイアンを訪れてみる、というのもよいのではないでしょうか。
どこか昔懐かしく、心癒されるベトナムの旅、というのもなんだかステキですね。
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[…] なり、ベトナムの方にとって一年で一番大切な時期です。 まさに、昔の静かな日本の年越しのようですね。 [引用元] ベトナムのテト(旧暦の正月)、そして旧暦14日のランタン祭り! […]