ビジネスアイデアメモ:
ロボット工学の発達により、今では古臭い過去の遺物のような扱いを受けがちなからくり人形やオートマタ。
しかし、古来から電気動力に頼らない、仕掛けだけによる精巧な技術が存在していた!
随分昔にフランスに出張した際に、パリの街中でたまたま見かけたオートマタ。
日本のからくり人形のようで興味を持ち少し調べてみたことがあったのですが、ぜんまい式でオルゴールに近い自動演奏装置が組み込まれて動作するもので、その精巧さと遠い地で覚えた妙な親近感が、未だに記憶にあります。
名古屋に住むようになってからは、山車に組み込まれたものをよく見かけるようになりましたが、これもからくり人形のひとつですね。
ぜんまいとカム、レバー、糸によって制御され、茶運び人形、弓曳き童子、字書き人形、からくりみくじなどは、今の時代に見ても感心するばかりの精巧な作りと動きが再現されているもので、見ていて飽きないだけの動きの素晴らしさがあります。
からくり人形工房 スタジオぎえもん
からくりや – 江戸からくり(からくり人形,からくりタンス)を完全復刻
日本にも西洋にも、電気動力なしでこれだけのものが作れる技術が存在していた。
からくり人形やオートマタに限らず、自然の力だけを利用して、生活に役立てる技術が、確実に存在していた。
・水車
・風車
・跳ね橋
・etc.
こうした美しさは、まさに古来の人々が培った輝く匠の技術に他ならない。
ましては現代にこれらに注目することは、エコ社会への啓蒙にも繋がるはず。
懐古趣味向けに、高付加価値を付けて販売。
海外に向けて、日本のからくり人形を販売。
→ 内部の構造・仕組みを踏襲して、海外向けのフォルムに手直し・差し替え。
リアルなカプセルコーポレーションとして、人形に限らず、構造物や建造物への現代風なアレンジがあっても面白いかも。
検討事項: