『出定後語』『翁の文』より学ぶ!後世に多大な影響を与えた富永仲基の「誠の道」とは?
富永仲基は、江戸時代大坂の町人学者・思想史家で、懐徳堂の学風である合理主義・無鬼神論の立場に立ち、儒教・仏教・神道を批判し、そんな中2巻から...
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富永仲基は、江戸時代大坂の町人学者・思想史家で、懐徳堂の学風である合理主義・無鬼神論の立場に立ち、儒教・仏教・神道を批判し、そんな中2巻から...
『日本霊異記』(日本国現報善悪霊異記)は、平安時代前期に薬師寺の僧景戒が著した、仏教の教えを判りやすく具体的に語る、3巻116編から成る仏教...
空海による、宗教的寓意小説に仮託して、儒道仏の三教を比較して優劣をつけ、自らが仏教を選んだ根拠を著した3巻から成る出家宣言の書『三教指帰』と...
平田篤胤は、荷田春満、賀茂真淵、本居宣長に連なる国学の四大人に数えられ、浅見絅斎の流れを汲む中山青我に漢籍を学び、国学を修めて古道研究の端を...
当初『古事記伝』第1巻総説に収められたものが、のち単行本として刊行 (1825) された、”直毘神のみたまにより漢意 (からごころ) を祓い...
三輪執斎は、致良知の説を尊び、1712年王陽明の『伝習録』に標注を加えてわが国初の『標註傳習録』という書物を翻刻し、中江藤樹、熊沢蕃山なきあ...
今日(4月8日)は、お釈迦様の生まれた日です。 西暦紀元前566年(西暦紀元前463年とする説もあり)とありますので、2581回目の誕生日...
持国天・増長天・広目天・多聞天(毘沙門天)は、四天王※)と呼ばれ、それぞれが東・西・南・北の四方四洲を守護していますが、今回はこれらが仕える...
瞑想と座禅の違いを表すなら、あなたはどう答えますか? 端的にいえば、自我意識に集中するか、それを削ぎ落として無と化すか、でしょう。 瞑想で...
大晦日の今宵(12月31日)は、深夜0時を挟む時間帯に、寺院の梵鐘が鳴り渡り、しみじみと日本人を実感する一年の最後にして最初の日です。 そん...
今回は2回程に渡って、『武士道』について整理しています。 前回は、『武士道』としての精神性についてでした。 ※)『武士道』より学ぶ 大和魂編...
ブログの再構築を通して一環しているのは、日本文化の美しさや東洋思想の素晴らしさを軸にした整理です。 見直しを始めて数か月余りということもあっ...
今日(12月25日)は、キリスト降誕祭としてクリスマスが祝われる日です。 とはいっても、イエスの誕生日は『新約聖書』には記されていませんが、...
『翁問答』は、孝行を中心とする道徳哲学を、わかりやすく問答形式で説いた全2巻の教訓書・心学書です。 先覚者「天君」とその弟子「体充」の問答を...
先に赤穂浪士について触れましたが、彼らに多大な影響を与え、また後世では伊藤仁斎、荻生徂徠、吉田松陰、乃木将軍といった人物に影響を与えた思想家...
先に述べた漆器の話題や自在置物でも少し触れましたが、今回はそれらの技法を使った日本の床の間に鎮座する代表的な仏壇についてです。 ひとことで...
古代中国の春秋時代の思想家である老子(B.C.5世紀頃)の唱えた『道(タオ)』の思想は、戦国時代の荘子の無為の思想と並んで老荘思想と言われま...
『幽玄』『風雅』。美しい言葉ですよね。 「幽」はかすかで奥深いこと、「玄」は暗く奥深いこと。 『風雅』は高尚な美の趣を表し、幽玄の境に遊ぶ...
近隣にあって、なぜ日本と最も近くの国同士は、わかりあうことが難しいのか? 今回は、日本人の我々にとっては近いようであまりなじみのない儒教を整...
自然そのものを”神”とした日本古来の”神道”と、大陸(主には中国や朝鮮)からの文として伝来した”仏教”ですが、日本特有の柔軟さで”仏教”が”...
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、彼岸は季節の境目になっています。 天空で太陽や月、惑星が通る黄道に対して、彼岸の中日は天の黄道...
日本人としての出発点は?そもそも東洋思想とは何だろう?という出発点から、ブログ刷新による整理は始まっています。 今回は、その中でも整理するに...
まずは、大きな核となる東洋思想、東洋史観を整理してみようと思うに至る経緯を記しておきたいと思います。 きっかけは、先日も書いた凡そ10年単...