「グレート・ブックス」というのは、モーティマー・アドラーが主宰する古典研究活動への参加プロジェクトですが、人類の歴史に大きな影響を及ぼした本というものは、あなたが直面する重要な課題を解決するのに大切なヒントが散りばめられているものです。
コトラーも
「古典からは数学、経済学、工学などの知識を得ることはできない。
しかし、今日の学生の多くが起業やイノベーション、技術の興味はあっても優れた思想にあまり関心がないように見えるのは残念だ。
過去の偉大な思想を知ることは世の中を変える源泉になり、若者には必要な栄養素のはずだ。」
と言っているように、古典はあなたの知的好奇心をくすぐり、あなたの人生にとって大切な何かを与えてくれるもの。
ここでは、そんな大切な古典の数々を「グレート・ブックス」と称して紹介していきたい思います。
今回は紀元１３世紀以降の古典を中心に、「グレート・ブックス」の第１５弾です。
【グレート・ブックス（紀元１３世紀以降）続き】
◆キリスト教綱要 カルヴァン 1536
◆イタリア史 グイッチァルディーニ 1537－40年
◆チェッリーニ自伝 チェッリーニ 1538－62
◆天球の回転について コペルニクス 1543
◆芸術家列伝 ヴァザーリ 1550年
◆金瓶梅 1567－1606年頃
◆ウス・ルジーアダス カモンイス 1572年
◆解放されたエルサレム タッソー 1575年
◆霊魂の城 アビラの聖女テレサ（テレサ・デ・ヘスス） 1577年
◆タンバレン大帝 マーロー 1587年
◆フォースタス博士 マーロー 1589年
◆マルタ島のユダヤ人 マーロー 1589年
◆エドワード2世 マーロー 1592年
◆エセー〈1〉人間とはなにか〈2〉思考と表現〈3〉社会と世界 モンテーニュ 1588年
◆ベーコン随想集 ベーコン 1597年
◆磁石について ウィリアム・ギルバート 1600
◆学問の進歩 ベーコン 1605年
◆ノヴム・オルガヌム―新機関 ベーコン 1620年
◆ニューアトランティス ベーコン 1627年
◆ジョン・ダン詩集―イギリス詩人選〈2〉 ダン 17世紀前半
