レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine、RATM)は、社会派芸術家の父と反戦運動家の母を持つザック・デ・ラ・ロッチャ(vo)と、上院議員の秘書も務めたトム・モレロ(g)を中心とする、カリフォルニア州ロサンゼルスで結成されたアメリカのラップメタルバンド。
「レッド・ツェッペリンとパブリック・エナミーの融合」と呼ばれる特徴的なサウンドと、マルコムX、チェ・ゲバラ、マーチン・ルーサー・キング・ジュニアなどから思想的影響を受けた政治メッセージを持つ歌詞が特徴の米国に巣食う社会問題を訴え続ける闘争ロック集団。
ヒップホップやファンクなどを貪欲に取り入れたサウンドで、ストリート系の若者を中心に支持を得た。
ムミア・アブ=ジャマールの釈放を求めたり、無料の反戦コンサートを開いたりするなど、音楽の枠にとどまらず実際に政治活動も行っている。
アルバム「Rage Against the Machine」(1992年 全米45位、全英17位)
シングル「Bullet in the Head」(全英16位)
アルバム「Evil Empire」(1996年 全米1位、全英4位)
シングル「Bulls on Parade」(全米62位、全英8位)
アルバム「The Battle of Los Angeles」(1999年 全米1位、全英23位)
シングル「Guerrilla Radio」(全米69位、全英32位)
アルバム「Renegades」(2000年 全米14位、全英71位)
シングル「Killing in the Name」(全英1位)