ビージーズ(Bee Gees)は、バリー、ロビン、モーリスのギブ兄弟によって結成された絶妙なコーラス・ワークが類をみない、男性ボーカルグループ。
1967年にメジャー・レーベルより初のヒット「ニューヨーク炭鉱の悲劇」を飛ばした後「マサチューセッツ」「ホリディ」「獄中の手紙」「ジョーク」「傷心の日々」などヴォーカル・ヒットを連発しひとつの時代を築いた。
70年代中盤になって、「ジャイヴ・トーキン」「ユー・シュッド・ビー・ダンシング」など後のディスコ・ムーブメントのさきがけを行くヒットをリリース。
1977年に公開された映画『サタデー・ナイト・フィーバー』の大ブレイク。サントラ盤に収録されていたビー・ジーズのナンバーも「愛はきらめきのように」「ステイン・アライヴ」「恋のナイト・フィーバー」と立て続けにヒットし、翌78年のグラミー賞アルバム・オブ・ザ・イヤーに見事に輝くなど、全世界のディスコ・フロアを席巻する。
『サタデー・ナイト・フィーバー』のサントラはビルボードで24週1位に輝き、2500万枚以上のセールスとなっている。
その後もヒット曲を量産し、全世界でなんとアルバム・シングル合計で1億8千万枚のセールスを記録している。
アルバム「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」(1978年 全英38位、全米5位)
アルバム「Spirits Having Flown」(1979年 全英1位、全米1位)
シングル「Too Much Heaven」(全英3位、全米1位)
シングル「Tragedy」(全英1位、全米1位)
シングル「Love You Inside Out」(全英13位、全米1位)
アルバム「Living Eyes」(1981年 全米41位)
アルバム「Staying Alive」(1983年 全英14位、全米6位)
シングル「The Woman in You」(全米24位)
シングル「Someone Belonging to Someone」(全米49位)
アルバム「E·S·P」(1987年 全英5位、全米96位)
シングル「You Win Again」(全英1位)
アルバム「One」(1989年 全英29位、全米68位)
シングル「One」(全米7位)
アルバム「High Civilization」(1991年 全英24位)
シングル「Secret Love」(全英5位)
アルバム「Size Isn’t Everything」(1993年 全英23位)
シングル「For Whom the Bell Tolls / Decadance (You Should Be Dancing)」(全英4位)
アルバム「Still Waters」(1997年 全英2位、全米11位)
シングル「Alone / Rings Around the Moon」(全英5位、全米28位)