自然をモチーフにした 3Dサンド・ドローイングの世界が凄すぎる!

世の中にはストリート、ビルの壁、紙面など様々なものをキャンバスにした3Dトリックアートが存在しますが、その中でも自然をモチーフにした3Dサンド・ドローイングという世界があります。
要は、海岸の砂浜や砂丘をひとつのキャンバスにして、砂だけで3Dのトリックアート芸術を創造するというもの!

今回は、ニュージーランド人の画家・ジェイミー・ハーキンス氏、チリ人の画家・コンスタンツァ・ナイチンゲール氏、フランス人の彫刻家・ダヴィド・ランデュ氏から成るアーティスト集団「3DSD」の3Dサンド・ドローイングについてです。

子供の頃に海岸で砂遊びなどで城やトンネルを作っていると、潮が満ちてきて、やがて元の砂浜に戻ってしまう寂しい思いをした経験はないですか。
そうした体験をすると、人が作るものに永遠なんてものはないことに気付かされますが、その有限さが却って儚い美しさと郷愁の記憶になったりするものです。
そうした儚さを大人になっても実現しているのが、「3DSD」の作品群なんですよね。
彼らが作り上げたものは、やがては潮が満ちてきて、いつかは消え行く一時・一瞬の芸術に過ぎません。
だからこそ、彼らは「これらのアートは、時間に対する感性を研ぎ澄まし、人生のはかなさの象徴としての役割を果たしている」と胸を張って体現しているのです。

定期的にUPされる彼らの素晴らしい作品に触れ、この夏、日本の砂浜にも同様の儚い芸術が実現できるのを夢みてはいかがでしょうか。
まずは、一見あれ!

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