2015年7月1日は、1日が通常より1秒長いうるう秒が発生する日!有限の時間を大切にしたいですね!

通常、1日の長さは24時間ですが、2015年7月1日は通常より1秒長いうるう秒(閏秒)が挿入され「24時間1秒」になります。

うるう秒とは、現行の協定世界時(UTC)と地球の自転のズレを調整するために追加・削除によって調整される時間のことで、今年は2015年6月30日の23時59分59秒の後に23時59分60秒が挿入(日本時間では2015年7月1日8時59分59秒の後に8時59分60秒が挿入)され、その後に0時00分00秒(日本時間で9時00分00秒)になります。

実はこうしたうるう秒は1972年に導入され、これまでに25回実施されましたが、前回実施された2012年6月30日(日本時間2012年7月1日)にはインターネット上でうるう秒バグが頻発する、といった事象が起きています。

そもそも「閏」とは、差し挟むと言う意味ですので、暦における閏は、1年の日数や月数が普段の年より多いこととして”うるう年”や”うるう月”がそれにあたり、1日の秒数が普段の日より多いこととして”うるう秒”がそれにあたります。

実際、時計や電子機器などは1秒早くなってしまいますが、電波時計や携帯、録画機器などは、電波で時間がコントロールされたり時刻が自動的に補正されるので、大きな心配はないそうです。
ちなみにNHKの時報は、いきなり1秒ずらすのではなく。0.01秒ずつ100秒かけてずらしていくのだそうです。
時報で一秒多いアナウンスを聞こうと思っても、うまくはいかなそうですね。

こうした普通の生活には特に1秒程度の進みは大きな問題にはあなりませんが、ITの分野ではソフトウェアによってはトラブルが発生する可能性があります。
実際、前回の2012年のうるう秒挿入時には、多くのインターネットサービスでトラブルが発生しましたね。
ま、今回は前回の反省を踏まえてこうした問題への対策も立てられていると思いますが。。。

いずれにしても、人は生きている限り時間は有限です。
今日は、一秒とはいえ時間の大切さを実感する機会を持ってみたいものですね。

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