「グレート・ブックス」というのは、モーティマー・アドラーが主宰する古典研究活動への参加プロジェクトですが、人類の歴史に大きな影響を及ぼした本というものは、あなたが直面する重要な課題を解決するのに重要なヒントが散りばめられているものです。
コトラーも
「古典からは数学、経済学、工学などの知識を得ることはできない。
しかし、今日の学生の多くが起業やイノベーション、技術の興味はあっても優れた思想にあまり関心がないように見えるのは残念だ。
過去の偉大な思想を知ることは世の中を変える源泉になり、若者には必要な栄養素のはずだ。」
と言っているように、古典はあなたの知的好奇心をくすぐり、あなたの人生にとって大切な何かを与えてくれるもの。
ここでは、そんな大切な古典の数々を「グレート・ブックス」と称して紹介していきたい思います。
今回は紀元20世紀後半の古典を中心に、「グレート・ブックス」の第47弾です。
【グレート・ブックス(紀元20世紀後半)】
◆野火 大岡昇平 1948
◆俘虜記 大岡昇平 1948年
◆レイテ戦記 大岡昇平 1971
◆ヨーロッパ文学とラテン中世 クルツィウス 1948年
◆ラ・アルカリアへの旅 セラ 1948年
◆二つの伝説 シュクヴォレツキー 1948-49年
◆第二次世界大戦回顧録 チャーチル 1948~54
◆サイバネティックス ウィーナー 1948
◆きけわだつみのこえ 日本戦没学生記念会 1949
◆1984年 オーウェル 1949
◆地中海 ブローデル 1949
◆第二の性 ボーヴォワール 1949
◆アレフ ボルヘス 1949
◆原子物理学における認識論的諸問題に関するアインシュタインとの討論 ボーア 1949
◆崩壊概論 シオラン 1949年
◆実存の誘惑 シオラン 1956年
◆時間への失墜 シオラン 1964年
◆The New Gods シオラン 1969年
◆山の音 川端康成 1949年
◆千羽鶴 川端康成 1949-51年
◆眠れる美女 川端康成 1961
◆美しさと哀しみと 川端康成 1961-63
◆仮面の告白 三島由紀夫 1949年
◆金閣寺 三島由紀夫 1956年
◆豊饒の海 三島由紀夫 1965-70年
◆大いなる歌 ネルーダ 1950
◆ベルゼバブの孫への話 グルジェフ 1950
◆孤独の迷宮 パス 1950年
◆オクタビオ・パス詩集 パス 20世紀後半
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