「グレート・ブックス」というのは、モーティマー・アドラーが主宰する古典研究活動への参加プロジェクトですが、人類の歴史に大きな影響を及ぼした本というものは、あなたが直面する重要な課題を解決するのに重要なヒントが散りばめられているものです。
コトラーも
「古典からは数学、経済学、工学などの知識を得ることはできない。
しかし、今日の学生の多くが起業やイノベーション、技術の興味はあっても優れた思想にあまり関心がないように見えるのは残念だ。
過去の偉大な思想を知ることは世の中を変える源泉になり、若者には必要な栄養素のはずだ。」
と言っているように、古典はあなたの知的好奇心をくすぐり、あなたの人生にとって大切な何かを与えてくれるもの。
ここでは、そんな大切な古典の数々を「グレート・ブックス」と称して紹介していきたい思います。
今回は紀元19世紀以降の古典を中心に、「グレート・ブックス」の第33弾です。
【グレート・ブックス(紀元19世紀以降)続き】
◆社会的分化論 ジンメル 1890年
◆心理学原理 ウィリアム・ジェイムズ 1890年
◆真善美日本人 三宅雪嶺 1891年
◆織工 ハウプトマン 1892年
◆日の出前 ハウプトマン 1893年
◆寂しき人々 ハウプトマン 1898年
◆ローゼ・ベルント ハウプトマン 1903年
◆人生に相渉るとは何の謂ぞ 北村透谷 1893年
◆武器と人 バーナード・ショー 1894年
◆キャンディダ バーナード・ショー 1895
◆にんじん ルナール 1894
◆ジャングル・ブック キプリング 1895
◆エフィ・ブリースト フォンターネ 1895年
◆タイム・マシン ウェルズ 1895年
◆余は如何にして基督信徒となりし乎 内村鑑三 1895年
◆にごりえ 樋口一葉 1895年
◆ヒステリー研究 フロイト 1895
◆かもめ チェーホフ 1896年
◆ワーニャ伯父さん ワーニャおじさん チェーホフ 1897年
◆三人姉妹 桜の園・三人姉妹 チェーホフ 1900年
◆桜の園 チェーホフ 1903年
◆シラノ・ド・ベルジュラック ロスタン 1897年
◆氷川清話 勝海舟 1897年
◆武蔵野 国木田独歩 1897年
◆ナーシサス号の黒人 コンラッド 1897
◆ロード・ジム コンラッド 1900
◆歌よみに与ふる書 正岡子規 1898年
◆有閑階級の理論 ヴェブレン 1899
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