フリートウッド・マック（Fleetwood Mac）は、1970年代初頭までは主にブルースをベースにした音楽スタイル、1970年代半ば以降はポップバンドに転身したイギリスのロック・バンド。
ドラマーのミック・フリートウッドとベーシストのジョン・マクビーの名前がそのままこのバンドの名前となっていす。
そして、この二人を中心として数多くのミュージシャンたちが出入りを繰り返し、その中で楽曲や音楽性も大きく変わってきている。
1975年にアルバム「ファンタスティック・マック」を発表、「セイ・ユー・ラブ・ミー」、「リアノン」といったヒット曲が生まれ、アルバムは全米1位を獲得、それまでにない成功を収める。
1977年には、最大のヒット作となるアルバム「噂」を発表。シングルカットされた「オウン・ウェイ」「ドリームス」(グループにとって唯一の全米１位シングル・Billboard Hot 100)「ユー・メイク・ラヴィン・ファン」、「ドント・ストップ」などの大ヒットとともに、アルバムは31週間に渡って全米1位(ビルボード)(1977年・年間チャート1位・Billboard Top 200)に輝き、1,700万枚といわれる史上空前のセールスを記録する。
1980年代に入るとメンバー各自のソロ活動が活発化し、全米アルバムチャートでNO.1を記録したスティーヴィー・ニックスを筆頭に、メンバーがそれぞれソロでTOP10ヒットをものにした。
アルバム「ファンタスティック・マック」（Fleetwood Mac）（1975年 全米１位、全英２３位）
シングル「Over My Head」（全米２０位）
シングル「Rhiannon」（全米１１位）
シングル「Say You Love Me」（全米１１位、全英４０位）
アルバム「噂」（Rumours）（1977年 全米１位、全英１位）
シングル「Go Your Own Way」（全米１０位、全英３８位）
シングル「Dreams」（全米１位、全英２４位）
シングル「Don’t Stop」（全米３位、全英３２位）
シングル「You Make Loving Fun」（全米９位、全英４５位）
アルバム「牙 (タスク)」（Tusk）（1979年 全米４位、全英１位）
シングル「Tusk」（全米８位、全英６位）
シングル「Sara」（全米７位、全英３７位）
アルバム「ミラージュ」（Mirage）（1982年 全米１位、全英５位）
シングル「Hold Me」（全米４位）
シングル「Gypsy」（全米１２位、全英４６位）
シングル「Love in Store」（全米２２位）
アルバム「タンゴ・イン・ザ・ナイト」（Tango in the Night）（1987年 全米７位、全英１位）
シングル「Big Love」（全米５位、全英９位）
シングル「Seven Wonders」（全米１９位、全英５６位）
シングル「Little Lies」（全米４位、全英５位）
シングル「Everywhere」（全米１４位、全英４位）
アルバム「ビハインド・ザ・マスク」（Behind the Mask）（1990年 全米１８位、全英１位）
