マーヴィン・ゲイ（Marvin Gaye）は、モータウンレーベル出身の音楽史上、最も偉大なアーティスト・ソウル・R&B歌手。
ソロシンガーとして高い評価を受ける一方で、常に独創的なアイディアを持った先駆的な楽曲を数多く制作し、生前は言うに及ばず、没後も多くの黒人ミュージシャンを含む、世界のミュージシャンに大きな影響を与え続けるクリエイター。
67年にダイアナ・ロスとのデュエット曲「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ」が、68年にシングル「悲しい噂(I Heard It Through The Grapevine)」がヒットを記録したが、マーヴィン・ゲイといえば、ジャズ、クラシックの要素を導入し、マーヴィンの政治意識が色濃く反映されたた71年の名作アルバム『ホワッツ・ゴーイン・オン』。
72年にはさらにジャズ・テイストを強めた『トラブル・マン』を発表。73年の『レッツ・ゲット・イット・オン』では、彼のセクシャルなヴォーカル・スタイルを全面に押し出し、物議をかもしたが、彼の最も売れたアルバムになった。
82年にはヒット・シングル「セクシャル・ヒーリング」を生んだアルバム『ミッドナイト・ラヴ』を発表し、83年には米ナショナル・バスケットボール・リーグ（NBA）のオールスター・ゲームで国家を歌うという大役を務めた。
アルバム「In The Groove (a.k.a. I Heard It Through the Grapevine)」（1968年 全米６３位）
シングル「Ain’t No Mountain High Enough」（全米１９位）
シングル「Your Precious Love」（全米５位）
シングル「Ain’t Nothing Like the Real Thing」（全米８位）
シングル「You’re All I Need To Get By」（全米７位）
シングル「I Heard It Through The Grapevine」（全米１位）
アルバム「M.P.G.」（1969年 全米３３位）
シングル「Too Busy Thinking About My Baby」（全米４位）
シングル「That’s The Way Love Is」（全米７位）
アルバム「What’s Going On」（1971年 全米６位）
シングル「What’s Going On」（全米２位）
シングル「Mercy Mercy Me (The Ecology)」（全米４位）
シングル「Inner City Blues (Make Me Wanna Holler)」（全米９位）
アルバム「Trouble Man」（1972年 全米１４位）
シングル「Trouble Man」（全米１位）
アルバム「Let’s Get It On」（1973年 全米２位）
シングル「Let’s Get It On」（全米１位）
シングル「You’re A Special Part Of Me」（全米１２位）
アルバム「I Want You」（1976年 全米４位）
シングル「I Want You」（全米１５位）
シングル「Got To Give It Up」（全米１位）
アルバム「Midnight Love」（1982年 全米７位）
シングル「Sexual Healing」（全米３位）
シングル「Music」（全米２１位）
