端午の節句/夏の節分!柱の傷は おととしの 五月五日の 背くらべ♪

今日(5月5日)は、端午の節句です。
節句は年中行事を行う季節の節目となる日で、そのうち五節句として年間にわたり5つの節句が存在していますが、中でも5月5日は菖蒲の節句とも尚武の節句とも呼ばれています。
※)五節句については、”上巳の節句!今日は楽しいひな祭り♪”も参考にしてください。

関東では柏餅、関西ではちまきを食し、鯉のぼりや武者人形飾り、菖蒲湯の習俗もありますね。
菖蒲湯は、「菖蒲」の音が、武を重んじる「尚武」と同じであることから、家の後継ぎとして生れた男の子が、無事成長していくことを祈り、一族の繁栄を願う重要な行事となっています。
また、この時期は高温多湿で病気や害虫が出やすい時期。
そのため、菖蒲や蓬などの薬草で邪気を祓うという意味も含まれているようです。

しかも今日は春土用明け!
いよいよ明日からは(暦の上では)夏、です。

風薫る、爽やかな五月!
古来では「風薫」は花の香りを運ぶ春風の意味でしたが、室町時代以降は南風を表す言葉!
梅雨入り前のこの季節を麦秋と呼ぶように、爽やかな風が麦畑を抜けて黄金色の穂波を美しく揺らす、清々しい季節になってきました。
あなたにとっても、清々しく爽やかな5月でありますように。

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