大分県の名産で、海の納豆とも呼ばれる海藻をご存知でしょうか?
その海藻は、大分では昔からよく食べられ、とても強い粘りが特徴のコンブの仲間「くろめ」といいます。
長年の研究により、実はこの「くろめ」に多く含まれる「海藻ポリフェノール」(フロロタンニン)は、脂肪の吸収を抑え内臓脂肪の予防に効果があることがわかってきています。
つまり「くろめ」を日常的に摂取していれば、コレステロールの値を下げ、血糖値の上昇を抑えるばかりか、体の脂肪や内臓脂肪の蓄積を抑えて効果的に脂肪分を排出させることから、ダイエットやメタボ対策にとても効果があるとのこと。
そのため大分の豊後水道近海で採れる地域では、近年は医療機関でもメタボ対策や糖尿病患者の食事療法として積極的に「くろめ」を食生活に取り入れることを勧めているそうです。
しかも栄養も豊富で、野菜には含まれない、ヨード分やアルギン酸などのアミノ酸をはじめ、 フコダイン、フコキサンチン、ヨード、ベータグルカンや鉄・カルシウム・ヨウ素・リンなどのミネラル類が大量に含また、体に優れたアルカリ性食品!
しかもクロメに含まれる 「海藻ポリフェノール」は腸内の細菌から 「β-グルクロニダーゼ」という酵素を発生させるそうで、この酵素は、 なんと発がん性物質や有害物質を大腸から排出する働きまであるそう。
しかも「くろめ」はコンブ科カジメ属の海藻ですので、髪を美しくし、皮膚の酸化や紫外線から肌を守る効果がありますし、肌の老化現象の原因になると言われる活性酸素を除去するポリフェノール含有量が海藻類の中でも群を抜いており、活性酸素に対する抗酸化作用があるんです。
こんないいことづくめの「くろめ」が全国的にはあまり知られていないのが残念ですが、健康志向が年々高まっているので、きっと近いうちにこの「くろめ」も脚光を浴びることになるでしょう。
いかがです?
今のうちから、この「くろめ」に注目してみませんか。
お奨め、です。