今月は文月(秋初月、七夜月、初秋、涼天)!西の空に輝く金星と木星を愛でながら。。。。

今日から7月、暦の上では夏の終わりを告げますね。
実際は夏の暑い盛りの始まりの月ですが、7月は文月、七夜月、秋初月、初秋、涼天などと呼ばれ、七夕に詩歌を献じたり書物を夜風に曝す風習や、稲の穂が含む月であることから「含み月」「穂含み月」の意を表す、ともいわれています。
まだ梅雨時の時期ではあるものの、全国各地で祭りが開かれ、雨上がりの夕方や夜空がきれいな季節です。

そうそう、最近夕刻の西の空に、明るく輝く星が2つ並んでいることにお気づきですか。
一番明るい星はいわずもがな、地球に一番近い惑星で宵の明星、明けの明星とも呼ばれる金星ですが、その傍でちょっとぼんやりながら輝いているのはなんと太陽系最大の惑星、木星なんです。

特に今週は、2つの星が最接近する時期らしく、金星と木星が肩を寄せ合うようにして輝いており、肉眼ですぐに見つけられます。
私は19時過ぎに月明かりを南に仰ぎながら、西の空で偶然見つけたのですが、だいたい日の入り後から地平線に沈む21時頃までは2つの星が並んで見る事ができるのでお薦めです。

金星は、ギリシア神話ではアフロディーテ、ローマ神話ではヴィーナスという愛と美の女神に結び付けられている恋愛に欠かせない星。
対する木星も、ギリシア神話では大神・ゼウス、ローマ神話では最高神・ジュピターという利益や幸せを齎す大吉星!

これらのステキな星を並んで愛でられるなんて、見ているだけでラッキーが飛び込んで来そうですよね。
梅雨時で晴れ間もあまり見ることができませんが、一度夕刻の西の空を眺めてみてはいかがでしょうか。

では、どうぞ今月もステキな一ヶ月をお過ごしください。

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