小惑星探査機「はやぶさ2」が12月3日午後1時22分4秒に種子島宇宙センターから打ち上げられました。
小惑星の表面に人工のクレーターをつくり、太陽の影響を受けていない地下物質を初めて採取し、2020年に帰還する予定とのことです。
はやぶさ2、打ち上げ成功 生命の起源に迫る
はやぶさ2:小惑星の地下物質を初めて採取する「はやぶさ2」、初代の経験を生かして技術改良
今回は、「はやぶさ2」を題材に「思いを馳せる」という観点でちょとだけ取り上げてみたいと思います。
そもそも私達の日常生活においては、宇宙での出来事や小惑星の物質採取・持ち帰りなどは、さして影響のない一過性のニュースでしかありません。
でも私達の日常は、後でじっくりと考えてみれば些細・些末なことに追い立てられ後悔を重ねながら過ぎ去っていく日々。
ここで、宇宙に飛び出す探査機からの視点で、宇宙に意識を飛ばしてみてください。
人の一生は、いくら寿命が延びたからとして所詮は80~100年がいいところ。
宇宙規模で捉えれば、チリひとつにもならないちっぽけな存在ですよね。
そんな俯瞰した観点からみれば、日々の些末で自己慢心的な所作・思考に費やす時間がどれだけ勿体無いことか、私達は今少し自分を見つめてみるべきなのかもしれません。
(くれぐれも、ここで退廃的な思考パターンに陥らないように気を付けて!)
昨日の自分がいるからこそ、今日の自分がある!
今日の自分があるからこそ、明日の自分を生きていける!
今目の前にある不満や喪失感は、他人や環境に依存したものではなく、多くは自らに起因したもの、自らが作り出しているもの!
だからこそ、今この一瞬一瞬を大切に愛おしみ、昨日からほんの少しだけ前に進んだ今日の自分で居続ける!
誰もがこうした考え方の切り替えを始めれば、社会は少しずつ良い方向に進んでいくと私は信じています。
「はやぶさ2」にハートをどっかりと乗せたつもりで、今日からは宇宙から俯瞰した自分を見つめていくというきっかけになればいいなあ。