習慣性・中毒性について!これはちょっと注意が必要かも!

ビジネスアイデアメモ:

今回は、反面教師としてメモに残しておきます。

長くお客を惹きつけたいと思ったときに必要なことは、魅力あるサービスや商品を提供し続けることにあります。
ビジネスは商売ですが、でもそれが人の成長を阻害したり心身を蝕むとしたら、あなたはそれでもそのビジネスを続けられますか?
確かに良心に沿ってビジネスを続けても、永続的に顧客を引き留め続けるのは、かなりの労苦が伴います。
であればいっそのこと、顧客がそこから抜け出すのが難しいような中毒性のあるものを与えて、一旦虜にしてしまえば、後は楽なビジネスができてしまう。
まさに悪魔の誘惑です。

今の世の中には、こうした中毒性の高い、もう少し語気を弱めていえば習慣性の高いサービス・ビジネスが横行しています。
客観的にその中毒性に嵌まっている人を見れば、明らかに本来の人の本質とはかけ離れた行動様式であることは明らか。
しかしその中毒者が大多数を占め、あたかも常識であるようにメディアでも宣伝流布されてしまうと、それが異様であるという感覚がマヒしてしまう。
確かにそれを続けるのも手放すのも自己責任ではあるものの、そこに飲み込まれている方がずっと楽なことも事実。
本来は、これらを良し悪し云々で判断し、一定のところで自制できれば問題ないはずです。
しかし、そういった考えすら見事に奪い去ってしまう程の大量の情報洪水に飲み込まれかつ気付かないと、時間をそこで消耗するだけの日々・人生になりかねません。
そういった中毒性の高いサービスや商品が、今の世の中に如何に多いことでしょうか。

依存症ビジネス――「廃人」製造社会の真実

確かに、一時的な快楽や依存性を消費・発散させ習慣化させるサービスを提供するという観点では、本当によくできた仕組みです。
誘惑と中毒性が長期に渡って収益を挙げるビジネスモデルとして確立しており、それはいくらでも複製・派生できる。
こうしたものは、挙げればキリがありません。

・携帯
・SNS
・広告(メディア、ネット、街頭)
・オンラインゲーム
・スイーツブーム
・危険ドラッグ
・パーティ
・お酒
・etc…

多分今が、仕事や人間関係のバランスを失った不安定な構造の中で成り立っている時代だからなのでしょう。
そんな隙間に、無条件に提供される誘惑や快楽が携帯を開くだけでいやおうなしに差し込まれていて、いつの間にかクリックひとつでそこに浸ることに快感や快感を覚えてしまう。
いつの頃からか、精神性の見直しや感情・行動の制御、自己統制、俯瞰ということが軽んじられ、ポケットに収まる機器を媒介して、甘い声で囁く数多の誘惑がある。
誰しもが日々のストレスにまみれ、未来に対しての希望や将来を見出すことを諦めがちになっていれば、こうした人達を絡め取ることはいとも容易いことです。
こうしたビジネスは、認識能力が低下し判断が鈍った弱者からの搾取行為に他なりません。

だからこそ私達は、こうしたことに耽溺し続けることはドラッグ依存に陥ることと何ら変わりがない、ということに早く気付くべきなのです。
自身の感情や行動は、自分が責任を持って制御すべきです。
数多の誘惑に負けないようにするには、単なる学校のお勉強だけでない、人本来の本質的な精神修養が肝要です。

不安定な社会であるからこそ、
・サービスを提供する側としてはモラルという観点で
・サービスを受容する側としては精神性という観点で
考えていきたいものです。

「依存症」になる過程がわかる短編アニメ【動画】

検討事項:

作成:11/18
更新:11/24