今年流行る第３のミルクは？アーモンド！ライス！ナッツ！ヘンプ！

乳製品は私達の日々の食生活に欠かせないもの。
牛乳も年々いろいろな種類が登場し、どれを選べばよいのか困ってしまうぐらいですが、アレルギーを持つ場合や脂肪分を気にして牛乳を敬遠する人も増えていますよね。
そんな中、アレルギーや脂肪分の問題を解消してくれる第３のミルクとして、植物性ミルクの人気が高まっています。
一時期流行った豆乳は今だに私も愛飲していますが、シリアルなどと併せて取り入れはいるものの、実は少々飽き気味の感は否めません。

という訳で、日本ではまだ品数もすくないものの、海外では牛乳の代替品としても健康維持の補助食品としても人気のあるアーモンドやライス、ナッツなどから作られた植物性ミルクをざっと整理してみたいと思います。
グウィネス・パルトローやコートニー・カーディシアンなど多くのハリウッド・セレブレティらも「美に磨きをかける飲み物」と大絶賛しているといううたい文句も、妙に心をくすぐりますよね。
今年はこうした植物性ミルクが大きなブームになりそうですので、その点も踏まえて参考にしてみてください。

【豆乳】
豆乳のアレンジもそろそろ尽き気味の私ですが、飽きが来にくいお奨めとしては「スゴイダイズ」と「ミルクのようにやさしいダイズ」ですね。
前者は、シリアルにココアパウダーを振り掛けたものにかけて、後者は牛乳代わりに飲むということを行っています。
ちなみに甘酒とあわせることで、飲む点滴ともいわれる程の美肌効果もあるようなので、一度お試しください。
飲む点滴「甘酒豆乳」でハリのある美肌を手に入れる

【アーモンドミルク】
原料となるアーモンドを水に浸し、ミキサーで細かく砕いて水を加えて漉したもので、アメリカではもう５年来の大ヒットで、今では健康飲料として物性ミルクの売り上げシェアの半分近くを占めるぐらいの定番人気商品となっています。
元々アーモンドは、アンチエイジングの観点からもビタミンEがたっぷり含まれたスーパー・フードとしても注目されていますよね。
ビタミンEは、抗酸化作用もあり、ミネラルや良質な脂質、食物繊維も豊富なので日常食として食べる事を薦められていますが、なかなかアーモンドを食するというのも結構ハードルが高いもの。
そうした中、飲み物として摂取できるアーモンドミルクは、うってつけの飲み物となっている訳です。

ちなみに、スターバックスが2015年3月18日から4月14日までの約1カ月間限定で新商品「アーモンドミルク フラペチーノ with ハニークランチ」と「アーモンドミルク ラテ with ハニー クランチ」を発売中です。
このドリンクには、スターバックスオリジナルの植物性アーモンドミルクを使用しているとのこと。
商品情報 アーモンドミルク フラペチーノ® with ハニークランチ｜スターバックス コーヒー ジャパン

【ライスミルク】
名前そのままなのですが、玄米を中心に植物油・食塩・水などを原料とした植物性ミルクで、アーモンドミルクと並んで“第3のミルク”と呼ばれたりもしていますね。
牛乳や豆乳と比べると、さらさらとしてあっさりした味な上、後味にほのかにお米の甘味を感じられることもあって、欧米ではベジタリアンや大豆・乳・小麦アレルギーの方の代替品として親しまれています。
サトウキビシロップやその他の甘味料で甘みを付けているものもありますが、原料がお米なだけに自分で作ってみることも可能なので、試してみてもよいのではないでしょうか。

【ヘーゼルナッツミルク】
ヘーゼルナッツにはアーモンドの約1.6倍のオレイン酸が含まれていますので、アーモンドよりも美容と健康にいいことは間違いないですね。
まだ国内で入手できる商品としては希少なので、これからだと思います。

【ココナッツミルク】
栄養価は、糖類、脂質のほか、マグネシウム。カリウムなどのミネラルを含んでいるココナッツから作られたミルク。
カロリーは高めですが、ミネラルや抗菌性の高い母乳成分であるラウリン酸、食物繊維、亜鉛を多く含んでいるので、むくみ解消やアンチエイジング、細胞の老化防止効果にも期待ができるようです。

【オートミルク】
えん麦から作られたミルクで、お肌の健康を促す食物繊維や美肌に欠かせないビタミンE、葉酸が豊富に含まれています。
栄養価としてはライスミルクとほぼ同じで、たんぱく質、脂質が少なく、糖質も他のミルクに比べて多いのが魅力ですね。

【ヘンプミルク】
麻の実は「ミラクルフード」とも呼ばれていますが、そこから作られたヘンプミルクは、カロリーは他の植物性ミルクより高めなものの、オメガ３、オメガ６、カルシウム、鉄分、ビタミンD、葉酸、など驚くべき栄養分がたくさん含まれています。
カルシウム配合量も牛乳レベルなので、体にいいことずくめですね。