建築家アントニ・ガウディ(Antoni Plàcid Guillem Gaudí i Cornet)によって設計され、ガウディの死後も完成に向けて建築が進み世界でも有数の規模を誇るスペイン・バルセロナの教会堂「サグラダ・ファミリア(Sagrada Família)」。
1882年3月19日に着工して130年以上がたった今でもまだ工事は続いており、当初は完成までに300年はかかると言われた巨大建築物ですが、あと11年、2026年の完成に向けてピッチを上げております。
10年以上前にはとても現実的でなかったこの計画ですが、2004年当時、IBMとフランスのDassault SystèmesがPLMソリューションを活用していることを発表。
IBMとダッソー・システムズのPLMソリューション、サグラダファミリア教会の完成を支援
ITを駆使し、工期を150年以上短縮してきています。
PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネージメント)のソリューション・ビジネスは、私も永らく関わってきた領域であるだけに、感慨もひとしおです。
日本にいるとPLMをガンガン使いこなしているのも一部の産業に限られるのが(個人的には)寂しいものですが、世界的な建築物などで大々的に活用されている事例をみるとうれしいものです。
そしてなんと2026年は、ガウディの没後100周年!
しっかり、スコープ定めていますね。
私は今49歳なので、2026年には……60!
ちなみにこのサグラダファミリア、ガウディが「街の中に響く音をつくりたい」という思いから、平和のシンボルとなるべく「大きな楽器」をイメージして設計されているとのこと。
どんな壮大でステキな音楽が奏でられることか!
今から(先の長い)楽しみのひとつでもありますね。
サグラダ・ファミリア関連のサイトはこちらから。
sagradafamilia.cat
AD Classics: La Sagrada Familia / Antoni Gaudi rchDaily
サグラダ・ファミリアの建設に至るプロセスを詳細に解説しているサイトはこちらから。
サグラダ・ファミリアを設計した結果
サグラダ・ファミリアとかいう教会