地震や噴火への備え!思考停止への警告と想定パターンの準備へ!

今年(2014年)に入り、地殻変動の活発化が懸念されるような噴火や地震が相次いでいます。

これは、東日本大震災に始まり、昨年の西ノ島噴火や先の9月27日の木曽御嶽山の噴火、そしてこのところ群発する本州での地震は、冨士火山帯を中心とした周辺火山帯の活動期の始まりではないか、と危惧しています。
現時点では、あくまで私なりに収集してみた情報範疇における私見でしかないですが、40年近く前から危ないといわれてきた東海地震発生の可能性よりは、冨士火山帯に関連した火山噴火の方がはるかに危険度は高い!と想定している訳です。

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かといって、過剰反応して日常生活に手が付かない状況に陥っては、本末転倒です。
いざ、そのような事象が起きた場合に、如何にひとりひとりが最善の方法で対処できるか?
問題は、そうした所作と準備ではないでしょうか?

自分の考えていた範疇を超えた物事が起きた場合、想定外の事象といって片付けるのは簡単です。
が、このような場合に私達がすべきことは、普段からそれらに応じた備えと心構えを常に持ち続けることにあるはずです。
・今の情報化社会の中で集められるだけの情報を収集し、
・その中から信頼たるべき情報を精査した上で、
・その情報を元に、対応すべき所作、考えうるべき対処方法を数多シュミレーションを図り、
・事前に備えることのできることであれば準備や想定を行っておく
こうしたことを日常化して、常に思考停止に陥らないことが肝要です。

ちなみに、ここで指す思考停止とは、何も考えないことではありません。
怖いのは、○×式で答えがひとつしかないような状況に慣れきっているために、対処すべき方策がひとつかふたつぐらいしか用意されていないこと。
これを自分の中での想定範囲と判断してしまい、この範疇を超えるものを想定外とするのは、完全に思考停止の論理です。

”考えうるすべての対処手順、対処方法を事前に想定し、用意しておくこと。”
これで、多少の障害や問題が発生しても、その場その場で柔軟に問題解決ができていくはずです。
私は常々こうした所作を、”思考のストックヤードに武器を増やしておく”ことと言ってます。
何かに立ち向かうときには、その状況に応じて必要で使える武器というのは、臨機応変に変えていかねばなりません。
用意された武器がひとつでは、その武器が使えなくなったら、もう守る手段がなくなってしまう、生き残る可能性が限りなく0に近づいてしまう、ということを意味します。
だからこそ、
・普段から起きうる事象を俯瞰して視野を広げることで想定外を出来る限り想定内に変えていく意識を持ち、
・客観的な視点で、それらひとつひとつの事象に関わる情報を収集して、冷静に理解・判断し、
・その上で、考えられうるべき数多の対処方策をひとつひとつ想定しておき、
・いざというときのために、心積もりも含めて十二分に備えておく
ということが、私達ひとりひとりに必要な、普段からの所作なのです。
(これは、災害時や突発的な自然災害の場合だけに限らず、社会で生きていく中での大切な所作であり、もっとも基本となる考え方でもあります)

何か起きることを恐れて何もしないような思考停止に陥らないよう、普段からの心構えと準備をしっかりと行って参りましょう。

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